
ブログ1記事にかかる時間ってどれくらいなんだろう? 1つの記事を書くのに8時間かかるので、遅すぎて困ってます……。 よく更新してる人と一体何がどう違うんだろう? 速く書くコツとかあるなら教えてほしい。
こういった悩みがある方に向けて、全力で記事を書きました。
2019年11月からブログを書き始め、これまで200記事以上ブログを書いてきました。おかげで徐々にブログ書く時間が速くなってきました。
今回は「ブログ1記事書くのに時間がかかって困ってるんです…。」という人に向けた内容です。
記事をたくさん書きたいけど、時間かかるのでどう考えてムリ!って思いますよね。僕もブログ始めたばかりは同じく8時間とか当たり前のようにかかってましたね……。



ですが、いきなり結論書くと、8時間かかっても全然OKです。
本文ではその理由を含め、時間がかかる原因を知って速く書けるようになるコツを紹介してるので、今より質の高い記事を速く書けるようになりますよ。
ただし、今回紹介してるのは知識の部分です。速く走れるコツだけを知ってても練習しないと実際に速く走れないのと同じなので、記事を読んだら実際に手を動かしてみてくださいね。
長文だと読みづらいと思い、サクッと3分で読めるようにしてるので本文をどうぞ!
ブログ1記事に8時間かかるのは『普通』です。


1記事に8時間かかることは至って『普通』のことです。
むしろブログ初心者なのに、2時間で記事が書けました!という方が心配ですね……。
早すぎると大事な”何か”が抜けてしまってるかも。
そもそも書くことに慣れてない。
慣れない作業には、どうやっても時間はかかります。
最初は何をどうしていいかわからず、1つずつ確認しながらの作業になるので、時間がかかって当然です。
- 投稿エディタの使い方
- タイトル決め
- 目次の作り
- 文章の書き方
- アイキャッチの設定
- 画像選び
- 装飾の方法
- ディスクリプション設定
- カテゴリー設定
- など
一言でブログ書くといっても、上記のようにやることは意外と多いですよね。
慣れない作業を1つずつ覚えながらなので、初心者のうちは時間がかかって当たり前です。



僕もブログ始めたばかりの頃は、8時間とか当たり前でした。
遅い時は10時間かかることもあり、一生懸命書いても1週間に1記事がやっとでしたね。
なので、ブログに時間がかかるのは普通のことなので、あんまり気にしなくてOKです。
継続すれば自然と速く書けるようになる
1週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月……と続ければ、自然と速くなります。
段々と書くことに慣れてくるからですね。
最初は8時間かかってた僕でも、今は速い時だと1記事3~4時間ほどで書けます。



記事後半の「速く書けるコツ」で書いてまして、本音を言うと細かいテクニックとかどうでもよくて、まずは『とにかく数をこなして、慣れること』が大切。そして、結局、一番効果アリです。
なので、まずは継続あるのみです。
ブログを継続するコツは下記にまとめてるので、よかったらご覧ください。


書く速度より”書いてる中身”が大事。
初心者のうちには速く書けなくてもOKです。むしろ『速く書こう』としすぎないほうが良いかも😊
理由としては速く書くことは読者目線じゃないから。読者からすると書けた速さより書いてある中身が大事ですよね。 爆速で書いた自己満足の100記事より、読者のため8時間かけて書いた1記事に価値がある✍
初心者のうちは速く書けることは後回しにしましょう。
なぜなら、爆速で作った意味のない記事より、8時間かかっても読者の役に立つ記事のほうが価値があるからですね。
- 2時間で書いたけど、アクセスがゼロの記事
- 8時間かかったけど、アクセスが10の記事
どっちが価値があるのかは、書かなくてもわかりますよね。
野球の素振りに例えると、1回ごとに正しいフォームを意識して2時間かけて100回素振りするのと、テキトーに数だけこなして「はい100回終わり!」と20分で終了するのと同じですね。
速く書けることは自己満足でしかないので、まずは時間がかかってもいいから、読者の役に立つ記事づくりを心がけるのが大事です。
最初は遅くても大丈夫。繰り返すことで速くなるので、遅いことは気にせず、まずは正しい努力を積み上げることを考えましょう。
とはいえ、理想は「速く書けて、アクセスがある記事」なので、速く書けるようになるために、まずはブログ書くのが遅い原因を知っておきましょう。
ブログを書くのが遅い原因と解決策5つ


- 原因①:迷いながら書いてる
- 原因②:SNSに気が散ってる
- 原因③:100点の記事を目指してる
- 原因④:机に座って考えてる
- 原因⑤:環境がよろしくない
原因は上記の5つ。
完全に自分の体験から書いてるので、参考程度に読みすすめてください。
原因①:迷いながら書いてる
ブログ書くのに時間がかかる人は、手が止まってる時間が多いんじゃないでしょうか。
理由は書きながら「何を書こうか?」と迷うから。
一行書いては「なんか違うな…」と消す。また書いては「あれっ?結局、何が言いたいんだっけ?」と文脈がおかしくなって迷って消す。
「棚を作ってください」と言われていきなり木材を切り始めて、長さが足りずに最初からやり直して…みたいな感じですね。



迷う人が用意すべきは設計図です。
記事の全体像・設計を決めると「何を書くべきか」がハッキリしていちいち手が止まるのを解決できます。
参考に本記事の設計図見本のリンクを張っておきますね。
記事を書きながら迷う人は、まずざっくりで良いから何を書くのか設計図を用意しましょう。
原因②:SNSに気が散ってる
ブログ書きながらSNSチェックはダメですよ。
記事作成中にSNSチェックすると想像以上に時間を消費しちゃいます。
一服がてらチョットだけ…と、SNSチェックしたら気つけば1時間経過…なんてことはよくある話。
そもそも記事作成中にSNSはチェックしない or 見るなら10分だけ!など時間を決めましょう。
記事を書きながらSNSのチェックすると、時間だけムダに消費するので要注意です。
原因③:100点の記事を目指してる
完璧主義は捨てましょう。
ブログは公開した後でも修正がいくらでもできるし、今回100点だと思った記事も、半年後に読み返すと50点に感じるから。
マークザッカーバーグ:完璧を目指すよりまず終わらせろ
ホリエモン:完璧主義者より完了主義者(多動力より)
あとから修正することを前提に、まずは書き上げて形にすることを意識するのが大事。
100点を目指しても後から見て50点なら、最初は40点でも50点、60点になるように修正すればOKですね。
ブログ記事はあとからいくらでも書き直しできるので、最初から完璧を目指さないようにしましょう。
原因④:机に座って考えてる
『机に座る = 作業する』です。
机に向かってから考え始めるのって「考えてるフリ」だったりしませんか?
PCを前に「何をしようかな…」と考えてると、SNS見たり、好きなサイト見て時間を消費してたり。
料理を作る時はメニューを考えてから野菜を切ったり作業スタートしますが、いきなり野菜を切ってから「何つくろうかな?」とメニューを考える人はいませんよね。
対策としては、作業することをぼんやりでもいいから頭にイメージしておくこと。
PCの前に座った時は作業開始する時です。
原因⑤:環境がよろしくない
集中できる環境はかなり重要です。
ブログは集中して書くので、集中力が途切れる環境だと、どうしても時間がかかるし、しまいには「今日はムリっ!」になるから。
ブログ作業の『環境』って本当に大事だと思う。ブログ作業中って見た目はPCカタカタやってるだけで超地味に見えるけど、頭の中はマジで忙しい。グルグル思考しながら自問自答の繰り返し。そんな時に話しかけられると「もぉぉぉーっ!」ってなる。デバイスやツールに投資するのもいいけど、環境も大事😌
ブログ作業中はわりと頭の中で思考するので、途中で話しかけられたりすると集中できず、「あー、ちょっと今はムリだ…」となって執筆が全然すすまないです。
これは単純に環境を変えるしかないですね。
それかカフェにいったり、AirPodsで集中したり。また子どもがいてるなら起きてない時間にするとか。
集中できる環境が整わないと、どうしても時間がかかるので、ムリのない程度に環境を作りましょう。



とはいえ、家族を放置してまでブログ書くのは当たり前ですがNGですよ。
もしそうなってしまってるなら、副業をやる目的を改めて考えなおすべしです。
ブログが速く書けるようになるコツ5選+1(追記)


最後にこれまで200記事以上ブログ記事を書きつつ感じた、「速く書けるようになるコツ」を紹介していきます。
- コツ①:作業をテンプレ化する
- コツ②:構成に時間をかける
- コツ③:『書くハードル』を下げる
- コツ④:作業の役割分担をする
- コツ⑤:とにかく数をこなす
- コツ⑥:WordPressテーマを変える
コツは上記のとおり。1つずつ説明していきます。
コツ①:作業をテンプレ化する
1つ目のコツはやるべきことをテンプレ化すること。
記事を書く時は、ほぼ毎回同じことをやるので一回ごとに考える時間がモッタイナイないから。
例えば下記は僕の作業テンプレでして、こうして工程を決めておくと、なにかと便利。
- キーワード選定(10分)
- 読者設定(20分)
- 記事構成(1時間)
- 本文下書き(4時間)
- ②〜④は記事テンプレを埋めていく
- WordPress入稿(5分)
- 画像挿入(10分)
- 記事装飾(15分)
- 最終チェック(10分)
- 合計:5時間40分
工程があると「今日は下書きまでやろう」「明日は入稿から」と取り組みやすくもなります。
また、工程に実際の作業時間を書くと「自分はどこに時間がかかるのか?」がわかるので、対策もしやすくなりますね。
記事を書くたびに、やることを決める時間はムダなので、テンプレ化して作業の時短をしましょう。
ちなみに、記事ネタに悩みを解決する方法は【本質】ブログネタ探しのコツは、たった1つだけ【これで全て解決】で書いてます。


コツ②:構成に時間をかける
コツの2つ目は、書く内容を含め記事構成を時間を書けて作ることです。
なぜなら『急がば回れ』じゃないですが、構成をがしっかりしてると記事に迷いが減り、結果的に質が高い記事が速く書けるから。
ちなみに下記リンクは僕の構成シートで毎回穴埋めをしてから記事を書いてます。構成シートであり、記事の設計図にもなるので記事を書くたびに毎回コピーして使用してます。
※2021年11月9日更新
今は、notionを使って記事構成を作ってます。テンプレートシートは下記に公開してるので参考にしてみてくださいね。
段取り8割、仕事2割という言葉があるように、ブログも構成が8割で、書くことは2割の作業。
構成をじっくり練って時間を書けることが、結論的に時短につながりますね。
面倒に感じるかもですが段取りなくして記事は書けません。
コツ③:『書くハードル』を下げる
ブログをコツコツ継続するには『この1記事で人生は変わらないよな。」とハードルを下げるのが重要です。なぜならこだわり過ぎると完璧を求めて形にならないから😌
読者の目に触れないことには何もはじまらないですよね。読まれない記事は評価できない。 1記事で人生変わらないので、もっと書こう✍
「この1記事で人生変わらない」と書くハードルを下げるのは効果的。
なぜなら「良い記事を書きたい」と思いすぎると、逆に手が止まるからです。
初心者のうちは、記事を書きながら「コレで良いかな」と自信がないので迷ってしまいますよね。でも、迷えば迷うほど、いつまでたっても完成できない。
そんな時は「この記事の内容ぐらいで何も変わらないよ」とハードルが下がれば気楽に書けます。精神論ぽいですが、意外と効果アリ。
書くハードルを下げると、筆の進みがよくなるのでお試しあれ。
コツ④:作業の役割分担をする
ブログ作業は役割分担するとスムーズ進みます。
記事を書く時ってやること多くて、いっぺんにあれもこれも同時進行すると逆に遅くなるから。
- 記事の内容を決める時:プロデューサー
- 実際に記事を書く:ライター
- 書いた記事をチェック:編集者
上記のように、作業段階によって求められる作業が違うので、適材適所で役割を決めつつ作業をこなすことでスムーズに進みますね。
作業の手が止まったり、進みが悪い人はライターがチェックしたり、編集者が内容を決めたりと、役割がちぐはぐになってるかも。
ブログ作業は役割分担して、工程ごとにやるべきことに集中することがコツです。
コツ⑤:とにかく数をこなす
これが一番最重要なコツ……と言っていいのか迷いましたが、大事なので書きました。
ブログに限らず、何事にも言えますが、とにかく繰り返すことで、単純に作業スピードがあがるからですね。
1時間の作業が55分になり、50分になるように、慣れると要領がわかりムダな作業が減ります。



こればかりは継続してわかることで、いくらコツを知ってても『できない』なら速くなることはないですね。
これまで、執筆が遅くなる原因とか効率化のコツを書きましたが、とにかく数をこなすことが最重要。


コツ⑥:WordPressテーマを変える
これはコツというより、ただの事実ですw
2020年10月に、AFFINGER5からSWELLに乗り換えたところ、ブログ執筆速度が速くなりましたね。
速くなった理由としては、SWELLがブロックエディターに完全対応してたおかげです。
ブロックエディターで完結できるので、
- マウスでクリックするだけで装飾できるようになった
- 1文字もコードを書かなくていいので、効率よくなった
- プレビュー画面を見なくてもわかるので、確認作業が減って時短になった
といった変化があり、執筆速度が上がりました。
装飾とかって意外と時間かかるので、効率よくなると執筆速度に直結するんですね。
1記事で20分の時短できると、10記事だと200分。
50記事だと1,000分にもなるので、細かい作業効率って、わりと無視できないんですよね。
ブロックエディターに慣れると、細かい作業が不要になるので、速く書けますよ。
ちなみにSWELLについては下記記事にて詳しく解説してるので、気になる方はチェックしてみてください。
デメリットもしっかり書いてるので、参考になると思います。


まとめ:ブログ作成スピードは徐々に上がる。質は意識しないと上がらない。


今回はブログ1記事書くのに時間がかかって困ってる人に向けた話を書いてきました。
誰の約にも立たない記事を3時間で書いたぜ!と100記事量産しても意味はありません。
それよりも、8時間かけてでも「この記事で悩み解決できた!」という人が1人でもいる記事のほうがよほど価値がありますね。
どうせ作業スピードは慣れと同時に上がるので、まずは内容が大事。
最初は時間がかかっても正しい方向に努力することで作成スピードと一緒に、記事の質も上がります。
ですので、本記事を読み終えたらページを閉じて、実際に手を動かしてみてくださいね。
それでは今回は以上です。



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