
ブログはどんな口調で書けばいいのかな?実際に記事を書いてみたものの、変な文章になってしまいます…。読みやすい文章を書いてる人はなんかコツでもあるんだろうか。自分も読みやすい文章が書けるようになりたい!
こういった悩みを解決できます。
この記事を書いてる僕は、ブログ歴1年。これまで250記事以上書いてきて、ブログから収益を得てる副業ブロガーです。
今回は「ブログってどんな口調がいいの?」というテーマについて書いていきます。
ブログ始めたばかりの方は、いざ記事を書いてみると「あれ…読みにくいなぁ」と文章が堅苦しくなったり、かといって、ちょっと崩すとなんかフランクすぎるし…と悩みばかりが溢れますね。
僕自身、記事を書いても「変すぎる…」と消して、書き直したりするほど悩んでましたが、これまで250記事以上書いてきて、ブログの口調は読者視点で考えるという答えにたどり着きました。
記事前半では「ブログの口調は読者視点で考える理由」を書きつつ、後半ではブログで使える口調3つと読みやすい文章にするコツを紹介してます。



最後まで読むことで悩みも解決できて文章力が上がりますよ。
ただ、ブログに使える口調がわかったところで、実際に使えないと意味がないので、ぜひ記事を読み終えたら手を動かしてくださいね。
それではカップラーメンの待ち時間で読めるボリュームなので、さっそく本文をどうぞ!
まだブログを作っていない方は下記記事を参考にすると簡単に作れます。
» 【初心者も120%失敗しない】WordPressブログの始め方をわかりやすく解説
ブログの口調は読者視点で考える


とにもかくにも深く考えず、読者(読んでもらいたい人)の目線に立つことが大事です。
自分が読者目線に立ってみると、
- どんな言葉でどんな口調で書かれてると読みやすいのか?
- どんな言葉でどんな口調で書かれてるとわかりやすいのか?
ということが、わかるからですね。
ちなみに僕は基本は敬語だけど、たまにくる話し言葉にドキッとする文章が読みやすくてわかりやすいと感じるので、そんな口調を意識して記事を書いています。
読んでほしい人が決まれば、口調は自然と変わる
手紙やLINE、メールでも同じで、届けたい相手(読んでほしい相手)によって口調は自然と変わりますよね。
- 友達の子ども
- 仲の良い友達
- 知り合いや初対面の人
- 自分のファンに向けて
上記の場合で使うべき口調は違ってくるはず。
例えとして、本をオススメする場合の文章を、送る相手によって変化させてみる例文を書いてみました。
子どもむけに書いた場合
「この本とてもおもしろいから、一回読んでみてね。楽しいよー!。」
子どもの目線に合わせることによって、柔らかい言葉づかい(口調)になりますよね。
仲の良い友達にむけて書いた場合
「この本マジでオススメだから、騙されたと思って一回読んでみて。むしろ、読んでないとかどうかと思うよ!ってぐらい最高だから。」
これはもう、思いっきり話し言葉。
喋ってる最中に音声入力を起動させて文字にしたといった感じ。
知り合いにむけて書いた場合
「この本はすごくオススメです。久しぶりに出会えた良書。今年買った中で1番かも。ぜひ読んでみてくださいね。」
まぁ丁寧に書いてる感じですね。大人な口調で安心感があります。
小説家がファンにむけて書いた場合(妄想です。)
「これほどまでに、一読するだけで豊かになれる本が、過去にあっただろうか。心が震える出会いとはまさにこの本のことであろう。」
本の一部を切り取ったような口調。
猫風アイドルがファンにむけて書いた場合(妄想です。)
「この本、すんごいオススメだニャー!心の底から読んでほちぃと思う今日この頃だニャン。読んでくれないとか…お仕置きだニャー!」
妄想ですが、我ながら「こんな文章ありそう」と思っちゃいました。笑
こうやって見てみると、言いたいことは「おすすめの本を読んでほしい」だけど、読者=届けたい人=読んでほしい人によって、文章の口調が自然とかわりますよね。
繰り返しになりますが、自分が読者ならどんな口調で書かれてると読みやすいのか、わかりやすいのかを考えてみてくださいね。
ブログで使える口調は3種類


ブログで使える(よく使う)口調は次の3つ。
- 「です・ます調」
- 「だ・である調」
- 「話し言葉調」
1つずつ解説していきますね。
「です・ます調」
ブログで一番使われてる口調。
思いっきりこの記事も「です・ます調」で書いてます。というより、誰かに読んでもらう記事を書こうと思ったら勝手に「です・ます調」になりますね。笑
読者にとっても馴染みがある口調なので、安心を感じる文章ができあがります。
ただ、語尾のリズムに気をつけないと「○○です。」と単調なリズムが続くので、メリハリのない文章が出来上がってしまうので要注意。
対策としては、
- ○○ですね。
- 〇〇ですよ。
- ○○ですよね?
- 単語で止める
といった、工夫をして語尾にリズムをだせます。
「だ・である調」
これで書かれているブログは少ないと思います。(←見たことないだけかもですが。)
「幸せとは、退屈である」といったような感じで、ズバッと言い切るから、文章に説得力を感じますね。
ですが、一方で高圧的な印象を与えるのも事実。
どちらかというと小説的表現近く感じるので、誰かに向けてかく記事より、自叙伝みたいに自分語りしながら、自分のできごとをまとめる記事に向いてる感じです。
ブログより本で使われてる口調で、20歳の自分に受けさせたい文章講義という本を見るとわかりやすくて、思いっきり「だ・である調」で自分語りしながら過去の自分に向けて講義されてます。
ちなみに20歳の自分に受けさせたい文章講義はブロガー必読の1冊。この本のおかげで「文章って型があるんだ」とレベルアップできました。
「だ・である調」は上級者向けの口調かと思います。
「話し言葉口調」
「今日お買い物行ってきたよー!」「昨日ラーメン食べたんだけど…」といった具合に、友達との会話をそのまま文字にした口調です。
日常会話のようになるので読者からすると親しみやすい印象があるけど、逆に慣れなれしく、軽いイメージを与えてしまうかも。
一般人が話し言葉全開で書くと「誰おまえ」状態になるので、気をつけましょう。実生活でもいきなりタメ口・いきなり馴れ馴れしい人は信頼できませんよね。
逆に、芸能人のようにすでに知名度のある人が書く記事や、キャラクターが全面に押し出されたブログなら話し口調の効果は絶大。
ガンガン使って、ガンガン自分の世界観に引き込みましょう。
芸能人・有名人のアメブロなんかが話し言葉口調のわかりやすい例なので、気になるならチェックしてみてください。
ブログは「です・ます調」+「話し言葉」でOK
まとめると「だ・である」以外を混ぜて使えばいい感じになりますよ。
ブログにもとめられる文章は『わかりやすい文章』が求められるからですね。トリッキーな言葉遣いでもいいけど、わかりにくいのはNGです。
基本は「です・ます調」で書きつつ、ちょっと感情を伝えたい・入れたいなぁという時に「話し言葉」を混ぜると読者もメリハリがついて読みやすくなりますね。
過去の自分や友人に丁寧にアドバイスするイメージで書くといいと思います。わかりやすく丁寧にイイつつ、寄り添うように話し言葉がフッと入ってくる的な。
ブログで読みやすい文章にする7つのコツ


ブログで使う口調がわかれば、最後に読みやすい文章にするコツを紹介して終わりますね。
コツは次の7つ。
- その①:たくさん書く
- その②:結論型で書く
- その③:自信を持って伝える
- その④:文字のバランスを見る
- その⑤:リスト化で見やすくする
- その⑥:画像や図で補助する
- その⑦:音読してチェックする
その①:たくさん書く
コツとかいっておきながら、いきなり「たくさん書く」とかでスイマセン。でも、これが一番重要だから書きました。
どんなことでもそうですが、読みやすい文章が書ける人は、もれなくたくさん記事を書いてます。100記事とか当たり前すぎて朝飯レベル。
ちなみにぼくもこれまで200記事以上書いてきましたが、もれなく少しは上手く書けるようになれました。(初期の記事はこちら:別ブログに移動します。)
この後に紹介していくコツをできるだけでOKなので、意識しつつ手を動かしてくださいね。繰り返せば絶対上達します!
その②:結論型で書く
- 主張(結論)
- 理由(根拠)
- 具体例
上記が結論型の文章の書き方で、本と違いブログのようなWEB文章を読む人は「はやく結論、言えよ!」状態の人なので、結論ファーストで書きましょう。
例えば『文章力を高める方法』という文章を書いたとしますよ。
悪い例
そもそも文章力とは「読み手にとってわかりやすい言葉で表現できる能力」のことでして、その文章力を高めることはテキストコミュニケーションが簡単にできる時代にとって、メリットしかないからである。
あなたも仕事やプライベートで「もっとわかりやすい文章が書けたら…」と後悔…うんじゃらかんじゃら…。
↑こんな文章だとうざいですよね…まじで「結論言えよ!」ですよね。笑
これを結論型で書いてみます。
良い例
(結論)文章力を高めるには「たくさん文章を読み・たくさん書くこと」です。
(理由)なぜなら、わかりやすい文章を書きたくても、わかりやすい文章がどんなものかわからないと書くことはできないし、知ってるだけじゃなく実際に手を動かして書けないと意味ないから。
(具体例)料理動画を見て勉強しつつ、実際に作ることでだんだん上達するのと同じ。
↑これなら結論からわかるのでストレスないですよね。
- 主張(結論)
- 理由(根拠)
- 具体例
結論型で書くほうがわかりやすくて、読みやすい文章になりますよ。
その③:自信を持って伝える
「自信を持って伝えるほうがイイと思います…」だとなんか、ナヨナヨした感じになり、消極的な文章が続くと、だんだんと読みづらくなっていきます。
できるだけ「〜です。」と言い切るほうが、読者も信頼感を感じることができて読みやすいリズムが生まれるからですね。
ナヨナヨ系文章
A型の人は炭水化物を食べるより、肉を食べるほうが太りやすくなるらしい。
そしてO型の人は逆で、炭水化物を食べるようが太りやすくなったと思います。ダイエットと血液型は関係があるかもしれないです。
言い切り型文章
A型の人は炭水化物を食べるより、肉を食べるほうが太りやすくなります。
そしてO型の人は逆で、炭水化物を食べるようが太りやすくなる。ダイエットと血液型は関係がありますね。
歯切れがいいというか、言い切った方がさくさくリズムよく読めますよね。
とはいえ、確信できない場合は引用元を明記したり、○○に書いてるとおり〜と信頼性を他から持ってきましょう。(ウソはだめですよ)
言い切り型文章+引用
A型の人は炭水化物を食べるより、肉を食べるほうが太りやすくなります。
そしてO型の人は逆で、炭水化物を食べるようが太りやすくなる。
【○○大学の研究結果によると】ダイエットと血液型は関係があるというデータが出ています。
その④:文字のバランスを見る
ブログの字面はバランスを見てワケたり変換したりしよう😊
・薔薇の花束 → バラの花束
・結構簡単に使える → けっこう簡単に使える
・新作本がおすすめです → 新作本がオススメです
・結局不具合だった → 結局、不具合だった
こういった具合に、字面にメリハリをつけたほうが見やすくなります✍
難しい漢字は使わず、漢字だらけにならないように気をつけましょう。
その⑤:リスト化で見やすくする
リスト化することでひと目見て「これは一塊だな」と、読者は理解しやすくなります。
リスト化しない場合
美味しいラーメンの材料を紹介します。まずはスープです。中華麺(1玉)、しょうゆ(大さじ1)、鶏ガラスープの素(小さじ1/2)、顆粒和風だし(小さじ1/2)、すりおろし生姜(小さじ1/2)
リスト化した場合
美味しいラーメンの材料(スープ編)
- 中華麺(1玉)
- しょうゆ(大さじ1)
- 鶏ガラスープの素(小さじ1/2)
- 顆粒和風だし(小さじ1/2)
- すりおろし生姜(小さじ1/2)
すっきり見えるだけじゃなく、パッと見た印象もリスト化されてるほうが見やすいですよね。
読者はなるべく負担なく読みたいので、読者はどんな風に書けば見やすいのか?を意識することが大事です。
リスト化(箇条書き)は多いかな…と思うぐらいで丁度いいですよ。
その⑥:画像や図で補助する
インスタ人気からわかるように、画像は言葉よりわかりやすい時があるので、積極的に使いましょう。
挿入する場所は、
- アイキャッチ
- H2(大見出し)の下
- 文字で伝わらない場所
こういった場所に画像を入れます。本記事で例えると「ブログで読みやすい文章にする7つのコツ」という箇所がH2(大見出し)です。
ブログで使える画像についてはブログにおすすめフリー素材・画像サイト12選|商用利用OKの記事で紹介してるのでチェックしてみてください。


その⑦:音読してチェックする
これ大事です。書いた記事は「実際に声に出して音読」してチェックしましょう。
読んでみると「あっ、ここオカシイ」と0.1秒で気づけますよ。
音読して引っかかるということは、読者が読んでひっかかるということなので、読みやすい文章にするために音読チェックは欠かせませんね。
周りに人がいるなら「脳内音読」でもOKですよ。ただし、知らない間に声が出てしまって変態あつかいされないように要注意です。笑
今回紹介した読みやすいコツとセットで下記記事を読むと、さらにわかりやすいかと思うので参考にしてください。
» ブログに求められる文章力【わかりやすい文章にするポイントも解説】


まとめ:ブログの口調は読者の目線に立って決めよう。


今回は「ブログってどんな口調がいいの?」というテーマについて書いてきました。
まとめますよ!
- 読者の目線に立ってみよう
- どんな口調が読みやすい?
- どんな口調がわかりやすい?
- 読んで欲しい人がわかれば口調は自然と決まる
- 基本は「です・ます」+「話し言葉」
こんな感じですね。
ぜひ参考にしてブログ書いてみてくださいね。
冒頭にも書きましたが、大切なのは自分のモノにすることなので、ページを閉じたら手を動かしてみてください。
今回は以上です。
当ブログと一緒に、コツコツ積み上げつつ一緒に成長しましょう!
それじゃあ、また!