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【読書メモ】多動力

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※自分用の読書メモを記事にしてるだけです。なので、『読者の方にわかりやすく書いた書評記事』ではないのであしからず。

タップできる目次

インターネットは「水平分業型モデル」

いずれはインターネットがすべての産業を横串で刺し、あらゆる仕事の基幹システムになるだろうなと確信した。その理由は、インターネットというものが「水平分業型モデル」だからである。「水平分業型」の反対は「垂直統合型モデル」で、その代表としては、テレビ業界がわかりやすい。 テレビ業界は各局が番組制作から電波の送信まであらゆるレイヤーの業務を垂直に統合している。 また、リモコンを見ればわかるように、限られたチャンネルによる寡占状態なのでイノベーションは起きにくい。

反対に、インターネットは「水平分業型モデル」だ。 電話もフェイスブックも、動画もゲームも電子書籍も、すべてスマホ上のアプリという一つのレイヤーの中に並べられる。そこには、2~3年でプレイヤーが入れ替わるような熾烈な競争がある。 グリーやモバゲーの勢いがあったのははるか昔のように感じられ、数年前には存在しなかったLINEやメルカリが生活の中心になり、1年後には、まったく新しいアプリが登場しているだろう。 インターネットの世界は、しかし、だからこそ改良が進み、消費者には常にベストなプロダクトやサービスが提供される。

「越境者」になる。そのための「多動力」

ありとあらゆる「モノ」がインターネットにつながるということだ。すべての産業が「水平分業型モデル」となり、結果〝タテの壁〟が溶けていく。たとえば、テレビとインターネットがつながると、テレビはスマホアプリの一つになり、電話やフェイスブックと同じレイヤーで競争することになる。

フジテレビのライバルは日本テレビではなく、恋人からのLINEになるのだ。あらゆる産業のタテの壁が溶けていく、かつてない時代に求められるのは、各業界を軽やかに越えていく「越境者」だ。 そして、「越境者」に最も必要な能力が、次から次に自分が好きなことをハシゴしまくる「多動力」なのだ。

ネットにつながったものは、横一列の同じレイヤー。テレビは「スマホ上の『テレビ』アプリ」の1つになるということだな。

同じレイヤー(画面)にテレビとLINEがあるからライバル。ユーザーの時間の奪い合い。可処分所得。

情報自体に意味がなくなる。

インターネット出現前は特定の人間だけが技術や情報を独占し、それこそが価値だったのだ。しかし、インターネットの時代では「オープンイノベーション」が前提となる。

発明というのは、まったくのゼロからは生まれない。世界のどこかで発明が生まれたのならば、すぐに共有し、その上に新しい発明を積み重ねるほうが技術の進化は速くなる。「車輪の再発明」という、プログラマーの世界でよく使われるキーワードがある。要は、すでに車輪という便利なツールが存在するのに、一から自力で車輪を開発するほど時間と労力の無駄はないということを表した言葉だ。

繰り返すが、もはや情報それ自体に意味はない。これからは旧態依然とした業界に「オープンイノベーション」の波が来る。そこでは、とにかくチャレンジしようという行動力とアイデアを進化させる力が求められる。

「車輪の再発明」はよく聞く言葉。例えばWordPressとか便利ツールがあるのに、いまさらブログのコンテンツシステムを組むなんて意味ないよねーってこと。

ツールは使ってナンボだな。

レアな存在になるほど、価値が上がる

「100人に1人」×「100人に1人」の掛け算により、「1万人に1人」の人材になれる。これだけでも貴重な人材だ。さらに飽き足らずまったく別の分野にもう1万時間取り組めば、「100人に1人」×「100人に1人」×「100人に1人」=「100万人に1人」の人材が誕生する。ここまですれば、あなたの価値と給料は驚くほど上がる。

「全部自分でやらなきゃ症候群」

「全部自分でやらなきゃいけない症候群」にかかっている人が多すぎる。

作家根性を発揮して言葉の端々までこだわり抜き、1年以上かけて作った本が1万部もいかないなんてことはよくある。印税で言ったら100万円足らずだ。 時間をかければクオリティが上がる、真心をこめれば人に伝わるというのは、妄想にすぎない。何百もの仕事を同時にこなすためには、「自分でやらないこと」を決めるのが大切だ。自分にしかできない仕事以外は、他人に思いっきり任せよう。

これは、なんかグサリと刺さったなぁ。自分でやらなきゃ症候群。

「完璧主義」を捨てよ。

重要なのは、たまに手を抜くことである。常に全力で走っているサッカー選手は二流である。試合開始から全力を出し続けていては、肝心のチャンスで100%の力を発揮することはできない。メッシのような超一流選手は 90 分の試合のうち大半をサボっていて、ここぞというときに一瞬の隙を突いて得点を奪う。緩急を使いこなすことこそ仕事の本質だ。

仕事が遅かったり、仕事に忙殺されてしまっている人は、「仕事はすべて100点を取らなくてはいけない」という自己満足を、かなぐり捨ててみよう。「完璧主義者」は、何度もやり直し、一つの仕事にアリ地獄のようにハマってしまう。目指すべきは、完璧ではなく、完了だ。目の前の仕事をサクサク終わらせ、次に行く。そして前の仕事には戻らない。「完了主義者」こそ、大量のプロジェクトを動かすことができる。

スペイン紙『エル・ペリオディコ』によると試合時間のうち約83%はピッチ上を「歩いていた」らしいw ※ソース記事:メッシ、クラシコでは「83%の時間歩いていた」。効率良い仕事で1G1A

ここぞ!がわかるようにするには、優先順位をつけないと。優先順位がないから、全部が大事になって、どれもムダに全力になる。

走りながら、考える。

かつては思いつきとノリだけで大きなイベントを成功させてきたにもかかわらず、大人になった途端に頭が固くなり、くだらない責任感が芽生え、フェスの一つも企画できなくなる。そんなの夢がなさすぎる。人が集まりそうな場所を選び、おもしろそうな企画を仕掛ける。ヒマ潰しの材料がなくて困っている人に、ビビッドに突き刺さる宣伝文句を仕込む。インフルエンサーにフェスの存在を知ってもらい、SNSで情報を拡散してもらう。そんなの遊びの延長だろう。難しく考えることではまったくない。

絶対に完璧なものを作ろうと5年間準備に費やして第1回のフェスを迎えるよりも、見切り発車でも、不完全でもいいからとりあえずやってしまって、5年間トライ&エラーを繰り返したフェスのほうがクオリティも高く、お客さんも集まるものになるだろう。

ブログも同じだなぁ。つくづく思う。完璧より完了を目指そう!

まずは「ハマる」こと。

初めからいくつものことに手を出すのではなく、まずは「何か〝一つのこと〟にサルのようにハマる」ことだ。

何か一つのことに極端なまでに夢中になれば、そこで培った好奇心と集中力が他のジャンルでも同じように生かされる。

1つの100点より、たくさんの80点

どんな分野でも、 80 点までは簡単にたどり着けても、100点満点を達成するまでには膨大なコストと時間がかかる。 80 点まではウサギの速さで駆け抜けても、そこから100点に到達するには亀の歩みになってしまう。



僕は 80 点を取れるようになるとあっさり飽きてしまうことが多い。ある程度ハマれば、大半の知識は得られる。そこから長い年月をかけて100点を取ることに執着せず、次のジャンルへ飛んだほうが、また新たな発見がある。

スティーブ・ジョブズは「点と点をつなげていくと、いつの間にか線ができる」と言ったが、あちこちハマっていくうちに、網の目のように散らばった点と点が思わぬところでつながるのだ。一度深くまでハマり、あっさりと次へ移る。これからの時代は、そうやって 80 点取れるものをいくつももっている人が強い。

ワクワクしない時間は減らす

限られた時間しかない人生。いつも多動でいるために一番大事なこと。  それは、1日 24 時間の中から「ワクワクしない時間」を減らしていくことだ。嫌な仕事はどうしたって気が進まない。効率も悪くなるし、能力だって発揮できない。

自分の1日のタイムスケジュールを一度書き出してみるといい。 24 時間のうち、自分がワクワクしないことにどれほどの時間を費やしているだろう?家事や通勤時間、経費精算など嫌々やっていることは、一つひとつ減らし、1日 24 時間をワクワクで埋め尽くそう。

「自分の時間」を生きる

多くのビジネスパーソンは、上司や先輩の怒りを買わないように無意味なルールに縛られ、「他人の時間」を生きている。自分が参加する必要もない打ち合わせに出て、上司の話をボーッと聞いている。そんな「他人の時間」を生きるくらいなら、打ち合わせ中にスマホで気になるニュースを読んだり、LINEやメールを返して「自分の時間」に引き戻したほうがいい。

1日 24 時間を楽しみきるためには、自分が今「自分の時間」を生きているのか「他人の時間」を生きているのか、ということに敏感にならないといけない。

1日 24 時間をできるだけ有効に使うために「やらないこと」を明確にしろと、すでに書いた。しかし、それと同じように「付き合わない人間」を明確にすることも大切だ。誰とでも無難に付き合い、心にもないお世辞を言ったり、愛想を振りまいて生きているうちに人生なんて終わってしまう。

常に生産的な時間を過ごす。

嫌なら辞める

「自分の時間」を生きるためには、仕事を選ぶ側にならなくてはいけない。食べていくためにやめることができないと追いこまれながらやっている仕事は、いつだってその仕事の発注主の都合に振り回されてしまう。 「嫌だと思ったらやめればいい」と割り切ったほうが自分の人生を生きることができる。

しかし、世の中にはおもしろいことがあふれている。「嫌なら辞める」ができるようになるだけで人生は一気に動き出す。

いきなり辞めると大変かもなので、徐々に「嫌なら辞める」選択ができるように、行動しておくことが大事。例えば生活に困らない収入があるなら、嫌なことは断れるよね。

教養なき者は、奴隷になる

教養とは、表面的な知識やノウハウとは違い、時代が変化しても変わらない本質的なことをいう。

教養なき者は、「今」という時代の変化に振り回され、目の前の仕事をこなす歯車で終わってしまう。反対に「教養」があれば、ジャンルを横断する「原液」となるものを生み出すことができる。急がば回れ。表面的な情報やノウハウだけを身につけるのではなく、気になった物事があれば歴史の奥まで深く掘って、本質を理解しよう。

気になることがあれば、その場ですぐに調べたり、質問したりするからだ。それだけで知識や情報は限りなく増えていく。打ち合わせ中に知らない言葉が出てきたら、スマホでさっと調べればいい。わからないことがあれば、目の前の人に聞けばいい。

政治経済にしろ歴史にしろ、科学や数学にしろ、ベースとなる基礎教養を身につけておく必要はある。そのうえで、その道のトップランナーのみぞ知る最新情報は、専門家に教えてもらえばいいし、本を読んだりネットで調べたりすればいい。骨格となる基礎教養と知識さえ身につけておけば、あとは「検索する力」「質問する力」さえあれば、いくらでも新しい知識を補完していける。知らないことは恥でも何でもない。

教養 = 本質。

あなたが忙しいのは、仕事が多いからではない

「わざわざ会社で仕事をする意味なんてない」「パソコンでやる必要はない」ということに。惰性と慣習、組織の同調圧力に流され、時代にそぐわない仕事のやり方、非効率的な仕事のやり方をしている人が、いかに多いことか。

生産性が低い人間は真っ先に淘汰される。今の仕事はもっと効率良くできないだろうか?往復2時間以上かけて会社に出向いてやる意味はあるだろうか?家にいながらスマホでできることではないだろうか?会社に行かなくてはいけない。直接会って話さなければいけない。資料は紙で渡さなければいけない。そういった何の根拠もない考えを改めるだけで仕事は一気に効率化する。

ほんとうにそれ必要なの?

って、定期的に自分に問いつつ、フラットに見てくれる人にあう。

仕事の速さは「リズム」で決まる。

自分は仕事が遅いと思っている人は「リズム」良く仕事ができているか見つめなおしてみよう。資料をチェックしている途中で電話に出て、電話を切ったらまた最初から読み始めるなどしていては時間がいくらあっても足りないのは当たり前だ。

僕のデジタル仕事術も「メールやLINEは即レス」「メッセージを見た瞬間から 10 秒で返信」「渋滞を作らない」が基本だ。仕事がデキる人には「レスが速い」という共通点があり、忙しい人ほど持ち球を手元に溜めないものだ。

どうでもいいメールから先に返信しているせいで、最優先のプロジェクトへの指示出しが後回しになってしまうようではいけない。またレスポンスをするにあたり、躊躇や熟考はせずどんどん処理していくべきだ。

優先順位をつけず、手近にあるどうでもいいことから始めてしまうから、大事な案件とどうでもいい案件が玉石混淆 になってカオスに陥るのだ。仕事で行列ができてしまうのは、単純にオペレーションが悪いのだ。

仕事で行列ができるのは、単にオペレーションが悪い。

↑ ぐうのねも出ませんねw

与えられた条件で、最大限の効率化を図る

僕が休むことなく週1のメルマガを続けられているのは、マメでも真面目だからでもなく、継続するために、ストレスのかからない工夫をしているからにすぎない。

毎日の隙間時間に少しずつ進めておけば、「必死で原稿を書いている」という状態にはそもそもならないのだ。  メルマガのコンテンツである、「1週間の日記」にせよ、1週間分を一度に書こうとすれば僕だってしんどくなる。

スマホのカレンダーに自分だけがわかるメモを何行かつけておき、そのメモをもとに日記を書くのもいいだろう。これを2日以上遅延しないようにしておけば、日記なんて日常習慣として簡単に書ける。 メルマガに限らず物事を継続するためには、時間を短縮するよりも、やり方を一工夫しストレスがかからないようにすることが重要だ。

与えられた条件で最大限の効率化を図る。これこそがスキルだと思うし、何事にも通じるスキル。

仕事の質は「睡眠」で決まる。

くどいようだが睡眠こそ人生を充実させるための最優先事項である。

無理をして早起きしたり、徹夜して何日間かすごい量の仕事をしたところで、長い目で見れば大した差はつけられない。

どんなに多くのプロジェクトを抱えていようと、睡眠時間は削るべきではない。改めるべきは仕事のやり方であり、生産性だ。当たり前のことだが、人間死んだらおしまいだ。多動力を発揮して莫大な数のプロジェクトをこなすためには、いつまでも飛び回れる健康を維持するべきなのだ。

さよならストレス

要は、心配しても仕方がないこと、科学的根拠のないことに振り回され、ストレスを抱えるというバカげた状況に陥らないように、最低限の医学のリテラシーはもつべきなのだ。

恥をかいた分だけ、自由になれる

一番のハードルとなるのが「感情」である。他人からどう見られているだろうか、恥ずかしいなどといった「感情」が結局のところ、一番の障害となる。

一歩踏み出したせいでみっともない失敗をしたとしても、そんなことは3日もたてば誰も覚えてはいない。恥をかく勇気、失敗する勇気さえもてば、どんどん免疫ができてリスクを取ることを恐れなくなる。この勇気をもつことが何よりも重要なのだ。今、この瞬間から周りの人の目を気にするのをやめよう。

1年前の悩みは何?

3ヶ月前で道で合った人覚えてる?

たぶんわからないはず。それぐら人間の意識はあやふやだし、誰も自分のことなんて見てない or 覚えてないから、安心してがんばろう。

人生に目的なんてない

答えは一つしかない。 「おもしろいから」だ。ただ「おもしろいから」「楽しいから」行動する。

いろいろな人と会ってしゃべればビジネスの新しいアイデアが生まれるからとか、人脈が広がるからといった理由によって、僕は行動しない。ただ楽しいからやるだけだ。僕はそもそも「アイデアを見つけたい」「人脈を広げたい」なんていう頭でっかちな考えをもって日々を過ごしてはいない。おもしろい人たちとおもしろい時間を過ごす。その結果、偶然のようにアイデアが生まれ、仕事につながり、遊びにもつながる。

何か具体的な目的のための手段として人生を送ってはいけない。楽しむことだけがすべてなのだ。好きなことを好きなだけやっていると、手元に何かが残っているのだ。人は「おもしろい」「ワクワクする」と感じられれば、時間を忘れて目の前の体験に没入できる。誰だって、おもしろい本や漫画に夢中になって読みふけっているうちに、電車を乗り過ごしてしまった経験はあるだろう。ゲームに夢中になっているうちに 10 時間が経過し、気がついたら外は朝になっていた。麻雀にハマっているうちに徹夜してしまった。そんな経験が誰にでもあるはずだ。

周囲の人間が引くくらいに無我夢中になり、熱狂的なまでに没入できる。そうなればこっちのものだ。仕事に没頭し、遊びに没頭し、夢中になれさえすれば、目的なんておのずと達成される。結果はあとからついてくる。

子どもはいつだって、目的なんて考えない。楽しいから遊ぶ、おいしいから食べる、寝たいから寝る。常識や周りの目を気にすることなく、生きているから、驚くほど成長が速いのだ。無我夢中になり、没頭するという大切なことをなおざりにし、頭でっかちに「目的」を定める。数字や業績を達成しようとする。今生きている時間、この瞬間を楽しまず、ただ歯を食いしばって努力したところで、思うような成果なんて得られない。今がすべてであり、「将来の夢」や「目標」なんて必要ない。

子どもは目の前に全力投球だから、成長が早い。子育てしてよーくわかります。たしかに形式ばって決めた「目的」なんて、なんの支えにもモチベにもならん。

本書を読んでも、変革しない

本書『多動力』を読んだからといって、君自身が変革したわけではない。重要なことは、Just do it. Just do it.  ただ実践することだ。失敗して転んでも、また実践する。膝がすり傷だらけになっても、子供のように毎日を夢中で過ごす。あれこれ考えるヒマがあったら、今すぐ、やってみよう!

「別に俺は1秒単位で時間を削りたいわけじゃなくて、自分の心が動かないことやワクワクしないことに1秒も使いたくないだけだよ。飲んで楽しいとか、カラオケして楽しいとか、そういう時間だったら5時間だろうが 10 時間だろうがずっとやるんだ」

本当の「多動力」とは「効率よく無数の仕事を処理する力」ではなく「楽しいこと以外、自分にしかできないこと以外はやらないと決める力」だ。

最後に書かれてた文章。

行動しないと、何も変わらない。

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