
SWELLってSEOに強いんでしょうか?色々調べると使いやすそうだし、SEOに強いなら乗り換えるのもありかも。SWELLのSEO対策や必要な設定も知れたら嬉しいです。
こんな悩みを解決します。
この記事を書いてる僕は、ブログアフィリエイト歴1年、2020年10月にAFFINER5からSWELL
今回はSWELLはSEOに強いのか?について書いていきます。
「SWELLいいなぁ。」と思ってる人にとっては『使いやすさも大事だけど、SEOに強いかどうかも大事』と思って調べてるはず。
結論から最初に書くと、SWELLはSEOに強いテーマじゃなく、SEO対策がしやすいテーマといえますね。
というより『SEOに強いテーマ』は一昔前の考え方なので、そのものさしでテーマ選びをすると失敗するかも。
本文ではこのあたりのことを解説しつつ、SWELLでやるべきSEO対策も解説してるので、サクッと読み進めてくださいませ。



2分ぐらいで読めるボリュームです!
SWELLはSEOに強いのか?←この質問、時代遅れかもです。


答えはイエスでもノーでもなくて、結論を書くと、SWELLは『SEO対策がしやすいテーマ』です。
前提として、SEOに強いテーマは存在しない。
なぜなら、テーマによるSEOの差がなくなるいっぽうで、年々『SEOはコンテンツが最重要』になってきてるから。
昔は「レスポンシブ表示に対応してるテーマがSEOに強い!」とかありましたが、今ではレスポンシブ未対応のテーマを探す方が難しいです。
検索エンジンの進化により、ますます『SEOはコンテンツ is キング』なので、SEOに強いテーマは存在しなくなってきました。
そもそもSEOの強さをテーマに求めることが時代遅れになってきてますね。
記事の質が高ければ、どんなテーマでも検索上位に表示されます。
が、反対に、記事の質が低ければ最高級のテーマを使っても検索上位には表示されないってことです。
『SEO対策がしやすいテーマ』は存在する。
SEOに強いテーマは存在しないけど、SEO対策がしやすいテーマはあります。
具体的にはSEO対策しやすいテーマは、下記のような機能があるものです。
- 記事の執筆がしやすい:『コンテンツが全て』と言われる時代に、効率的にストレスなく執筆作業ができることは最優先に大切。記事を書かずにSEO対策なんてできません。記事執筆環境はブログテーマで一番大切なポイントです。
- サイトの表示速度を上げやすい:Googleが掲げる10の真実でも書かれてますが、遅いより速いほうがいいです。サイト速度が速いと、読者的にもSEO的にも良いことだらけです。
- サイトのカスタマイズがしやすい:見やすいサイトデザインや周遊性の高いサイト構造にすることで滞在時間も増えることからSEO対策としては大事なことです。
- カテゴリーやタグのnoindex / index設定ができる:カテゴリーやタグページは重複コンテンツや質の低いコンテンツ扱いになるのでnoindexにすることでサイト全体の評価アップにつながるから。
この中で②や④あたりはテーマによる差はあまりないかと。
理由としてはどのテーマを使ってもページ速度は速いし、noindex設定ができたりするからです。
逆に①や③に関しては、テーマによって差がつくポイントでして、ここはSWELLが軍を抜いて対策しやすいです。



これまでCOCOON → JIN → AFFINGER5 → SWELLというテーマを使ってきましたが、SWELLの使い心地は最高!
サイトカスタマイズも見たままできるのでSWELLほど使いやすいテーマは知りません。
とはいえ、自分でコーディングしてカスタマイズできる人には不向きなSWELLなので、そのあたりは下記記事をご覧ください。


SWELLのSEO対策でやるべき6つの設定


- メタ設定
- サイトの高速化設定
- 構造化データ
- インデックス設定
- SNSシェアボタン
- OGP設定
SWELLのSEO対策で「これはやっておいたほうがいいよ!」という設定は6つだけ。
1つずつ説明していきますね。
これから説明する設定にはプラグイン『SEO SIMPLE PACK』のインストールが必要です。



まだの人は、先にインストールしておいてくださいね。
その他SWELLにおすすめのプラグインは下記記事にまとめてます。


①:メタ設定
次の4つのメタ設定をしましょう。
- タイトルタグ
- メタディスクリプション
- メタキーワード
- robotsタグ
タイトルタグ


未記入 or 記事タイトルをそのまま入力すればOK。
※未記入だと記事タイトルがタイトルタグに挿入されます。
タイトルには狙うSEOキーワードをちゃんと入れることが最重要。詳しくは下記記事をご覧ください。


メタディスクリプション


メタディスクリプションとは下記のように、検索された時に表示される記事の抜粋文のことです。
SEOに直接関係ないけど、クリック率がアップするメリットがあり間接的には関係あるので記入しておくのがベター。
SEOキーワードを盛り込みつつ、読者がクリックしたくなる抜粋文を書き込みましょう。
メタキーワード


メタキーワードはSEO効果は一切ないので未記入で大丈夫です。
が、記入しておくと、後から見直したときに狙ってるキーワードがわかりやすいので、管理のために記入しておくと便利ですよ。
robotsタグ


noindexとは検索エンジンに登録(index)されないようにすることで、基本はindexになってるので、そのままでOK。
質の低い記事(アクセスのない記事など)やキーワード無視して書いた記事はnoindexにしておくことで、サイト全体の評価アップにつながることがあったりします。
noindexについて詳しく知りたいならバズ部さんの記事がわかりやすいですね。


ちなみに、本ブログだとブログ運営レポートはキーワード無視してるのでnoindexしてあります。
②:サイトの高速化設定
- フォント設定
- キャッシュ機能
- Font Awesome
サイト高速化のために上記3つの設定をします。
速いからといってガンガン検索順位があがるほどのSEO効果はないけど、遅いより速いほうが読者目線に立つと良いですよね。
フォント設定


『游ゴシック』 or 『ヒラギノゴシック > メイリオ』のいずれかを選びましょう。
下記はテストサイトでスピードテストした結果です。


『Noto Sans JP』や『明朝体』はWebフォントなので、ちょっと読み込みが遅いですね。
高速化するなら『游ゴシック』 or 『ヒラギノゴシック > メイリオ』のどちらかでOKです。
キャッシュ設定


- キャッシュ機能:全てチェック ※キャッシュ期間は30日でOK
- 遅延読み込み:全てチェック+スクリプトを使って遅延読み込みさせるを選択 ※フッターの表示がおかしくなったらチェックを外しましょう。
- ファイル読み込み:チェックする
- ページ遷移高速化:Prefetchを選択
上記のとおりに設定すれば大丈夫です。
Font Awesome
Font AwesomeとはWeb上で使えるアイコンフォントのことで、チェックマーク『』やTwitterアイコン 『』など便利に使ええます。
だけど、コードなどの読み込む量が増えることでサイトが少し重たくなるので『読み込まない』設定にしておきましょう。



ずーっと『フォントアウェサム』だと思ってました…。


SWELLでは最初から数種類のアイコンが用意されてるので、そちらを使うことでサイトが重くならないようになってます。
>> 関連記事:アイコンを簡単に呼び出せるショートコードの使い方
高速化設定は以上です。
SWELLを”さらに”高速にする方法は下記にまとめてるので、参考にしてください。


③:構造化データ


『JSON-LDを自動生成する』にチェック。
検索エンジンに内容を正しく理解してもらうことでSEO対策につながります。
④:インデックス設定
SEO SIMPLE PACKの設定では、下記のように設定しましょう。
- 「投稿」をインデックスさせない :いいえ
- 「固定ページ」をインデックスさせない :いいえ
- 「LP」をインデックスさせない :いいえ
- 「メディアページ」を使用しない :はい
- 「カテゴリー」のアーカイブページをインデックスさせない:いいえ
- 「タグ」のアーカイブページをインデックスさせない:いいえ
- 「投稿フォーマット」のアーカイブページを使用しない:いいえ
- 「投稿フォーマット」のアーカイブページをインデックスさせない:はい
- 「著者」のアーカイブページを使用しない:いいえ
- 「著者」のアーカイブページをインデックスさせない:はい
- 「日付」のアーカイブページをインデックスさせない:はい
- 「カスタム投稿ページ」のアーカイブページをインデックスさせない:はい
同じような項目がインデックスされると、重複項目扱いになりSEO的によくないので上記の設定で大丈夫です。
⑤:SNSシェアボタン
記事をSNSでシェアできるようにボタンを設置しておきます。


Googleによると記事がSNSでシェアされることはSEOに直接関係ありません。
ですが、拡散された記事が引用されたりすることで間接的にSEOに影響するので、ボタンを設置しておくほうがいいですね。
⑥:OGP設定
OGP設定をしておくと、記事をシェアした時にアイキャッチ画像やタイトルが表示されるようになります。
こんな感じで、シェアした記事のアイキャッチやタイトルがちゃんと反映されてますね。
SEO PACK内にOGP設定があるので、忘れずに設定しておきましょう。
まとめ:SWELLはSEO対策がしやすいテーマです。


今回はSWELLはSEOに強いのか?について書いてきました。
ざーっとまとめるとテーマによるSEOの差がなくなり、SEOはコンテンツ重視に変化してる中、SEOに強いテーマは存在せず、あるのは『SEO対策がしやすいテーマ』だけということ。
そしてSWELLは、
- 記事の執筆がしやすい
- サイトの表示速度を上げやすい
- サイトのカスタマイズがしやすい
- カテゴリーやタグのnoindex / index設定ができる
といった、SEO対策に必要な機能が詰まったテーマとなっています。
特に①や③に関して、SWELL
» WordPressテーマSWELLの評判【本音でメリット・デメリット解説】


では、今回は以上です。SWELLはSEO対策も万全で、使いやすいので失敗せずブログ運営することができますよ。
それじゃあ、また!